トリナ・ソーラー トラッカー事業のグローバルブランドを一新
2020.11.24

【常州(中国) 2020年11月16日PR Newswire】太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Co., Ltd. (以下「トリナ・ソーラー」または「同社」)は、事業構成と販路を統合し価値を高め、トラッカー事業のグローバルブランドを一新することを発表しました。これにより、トリナ・ソーラーのブランド影響力の強化と世界中の顧客へより良いサービスとさらなる価値を提供するこが可能となります。

2018年5月、トリナ・ソーラーはスペインの有数企業であるNclave(「エヌクレイブ」)の51%の株式を取得し、今年7月に残りの株式49%を取得しました。買収後、Nclaveはトリナ・ソーラーの完全子会社となりました。これは、中国の太陽光発電関連企業が海外のトラッカー(追尾式架台)メーカーの買収に成功した最初の事例となりました。

ブランド一新計画の一環として、トリナ・ソーラーはブランド名「Nclave」を新たに、中国語のブランド名を「Tianhe Genzong」へ、英語のブランド名を「Trina Tracker(トリナトラッカー)」へと一新します。同時に、NclaveのトラッカーブランドであるSP160およびSP240シリーズの製品名は、それぞれVanguard(バンガード)およびAgile(アジャイル)へ変更されます。

世界の太陽光発電の主流は、さらなる効率性と価格の追求へ向かっています。トラッカーシステムと超高出力モジュールの組み合わせにより、発電能力を大幅に向上させることができ、太陽光発電所の収益を増やすためのキロワット時発電単価の削減を可能にします。トリナ・ソーラーの情報通信機能をそなえたトータルインテリジェントエネルギーソリューションの主力要素として、トラッカーシステムは顧客価値の創造に向けた重要な戦略手段となります。新しいビジネスブランドと製品名は、トリナ・ソーラートラッカー事業のソリューションプロバイダーとしての意欲と決意をまさに反映するものです。ブランド名である「トリナトラッカー」は、Nclaveが優位性を持つ研究開発、設計、製品、グローバルサービスネットワークを最大限に活かすものであり、そこにトリナ・ソーラーの強みである革新性、信頼性、世界をリードする資金調達力を注入するものとなります。Vanguardは一軸式で、現在の先導的地位からさらなる開発と革新を続けていきます。Agileは二軸式で、安全性をさらに高め、回転速度の向上が今後の目標となります。

今後、トリナ・ソーラーでは、Nclaveで使われていたブランド名および製品名を、新しいビジネスブランドと製品名に変更します。製品名変更後は、トリナ・ソーラーがNclaveのアフターサービスを引き継ぐことになります。

会長兼最高経営責任者である高紀凡(Gao Jifan)は、「改革、ブランディング、グローバル化はトリナ・ソーラーの3つの重量な発展戦略です。トラッカー事業ブランド更新と強化により、グローバルブランドの一貫性と有効性を強化することができ、トリナ・ソーラーのトラッカー事業の発展だけではなく、より良い顧客体験の創造にもつなげることができます。ブランドのリニューアル後もトリナ・ソーラーは以前同様のプロレベルの優れたサービスをお客様に提供し続けます。」と述べています。

20年以上の発展を経て、トリナ・ソーラーは太陽電池モジュールの一流サプライヤーから太陽光発電関連の製品、システム、インテリジェンスエネルギー、および、その他の付加価値の高いソリューションを提供する、世界をリードするインテリジェント太陽光エネルギーソリューションプロバイダーへと成長してきました。トリナ・ソーラーは、「低コストで価値の高いインテリジェント太陽光発電ソリューションで世界のエネルギー革命をリードする」というビジョンを掲げ、太陽光エネルギーを顧客に届け、環境と人類の両方に利益をもたらしてきました。

 

革新はトリナ・ソーラーにとって重要な発展戦略であり、トリナブランドにとっても重要な側面を持ち合わせています。生産から運用を通して、トリナ・ソーラーは断続的な技術革新を通じてLCOE(均等化発電原価)の低減を推進し、何百万もの家庭が利用できるクリーンエネルギーを提供することを探求しています。トリナ・ソーラーは、優れた技術革新能力とビジネス改革能力を備えた「世界をリードするトータルソリューションプロバイダー」としての企業ブランドの構築に取り組んでおり、未来志向で、よりクリーンな持続可能エネルギーの供給システムの構築を目指しています。

 

▽ トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599 )について 

トリナ・ソーラーは、1997 年に創立された太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションの世界有数のプロバイダーです。同社は、太陽光発電関連製品の研究開発、製造および販売、太陽光発電所の開発、EPC 、O&M 、スマートマイクログリッド、マルチエネルギーシステムの開発および販売、ならびにエネルギークラウドプラットフォームの運営管理をおこなっています。2018 年にトリナ・ソーラーはエネルギーのIoT ブランドを立ち上げ、中国インターナショナルのトップ企業や研究機関と共同で、トリナエネルギーのIoT産業開発アライアンスを設立し、新エネルギーのIoT産業イノベーションセンターを設立しました。パートナーのみなさまと共にエネルギーのIoT のエコシステムを構築し新エネルギーのIoTの革新的な基盤作りをするために全力で取り組んでいます。2020年6月10日、トリナ・ソーラーは上海証券取引所科創板(Sci-Techイノベーションボード)でA 株を新規発行し、「スター・マーケット」という名称でも知られる上海証券取引所科創板に上場した最初の太陽光発電関連製品・システム、および、スマートエネルギーの企業となりました。詳細については、http://www.trinasolar.com/jpをご覧ください。

【本件に関するお問合せ】

トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:市川・春日(マーケティング)

TEL.03-3437-7000(受付時間:月~金 ※祝日を除く 9:00~18:00)