【常州（中国） 2020年9月30日PR Newswire】太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Co., Ltd. （以下「トリナ・ソーラー」または「同社」）は、超高出力モジュールのVertex(バーデックス)シリーズの総売上が世界で１GWに達したことを発表しました。ヨーロッパの約200MWをはじめ、アジア太平洋、中東、南米などの主要地域によるものです。

今年2月にトリナ・ソーラーは、超高出力モジュールVertex 500Wシリーズを世界に発表しましたが、その後わずか5か月以内に600Wを超える製品を発表しました。8月には、江蘇省塩城市に開設した高度な設備と高度に自動化されたインテリジェントなオペレーティングシステムを装備した新工場でVertex550Wモジュールの量産を開始しています。

トリナ・ソーラーは、持続的な技術革新・製品開発を通じ、高出力、高効率、高信頼性を兼ね備えた製品を市場に提供しています。Vertexシリーズへの市場評価は良好で発売以来、好評を得ています。新製品の旺盛な需要により上半期は大幅増収となり、生産も順調に進んでいます。

550Wモジュールの大量生産は、超高出力モジュールの技術革新とその応用の工業化を加速する上での指標となります。 トリナ・ソーラーのVertex 500W+/600 W+ 超高出力シリーズは従来製品と比較して以下３点の優位性を持っています。

1.ダメージレスカッティング（Non Destructive Cutting）＋高密度実装＋MBB（マルチバスバー）配線技術：高い変換効率と信頼性を可能にする基盤技術

トリナ・ソーラーの研究開発チームは、電極間の抵抗に依る電力損失を改善する為の基盤技術としてマルチバスバー技術、及びダメージレスカッティング、高密度実装という先進技術を内部配線設計に取り入れました。これらの技術は、抵抗損失の低減、モジュール表面のマイクロクラック防止及び耐熱性強化を可能にします。これらの新技術の採用により、高出力、高効率、高信頼性を兼ね備えた太陽電池モジュールの製品化が実現しました。Vertex 500W/600W超高出力モジュールは、テュフ・ラインランド社の第三者認証試験にも合格し、その信頼性が確認されています。

2.モジュールの開放電圧を低く設計する事により、 １ストリング（直列回路）あたりの出力が40パーセント以上向上するストリング設計が可能となります。

Vertexシリーズはモジュール開放電圧を低く保つ設計思想を基に開発されました。１ストリング（直列回路）あたりの直列可能枚数を増やすことにより、周辺部材（パワーコンディショナー、架台、接続箱、ケーブルなど）など太陽光発電所を構成するBOS（基幹部品・部材）の軽減に貢献します。

3.BOS（基幹部品・部材）コスト削減による顧客価値の向上

１枚辺りのモジュール出力の向上により、従来製品と比較し同等の発電量を得るのに必要なモジュール枚数を削減する事が可能となり、前述のBOS（基幹部品・部材）コストだけでなく最終的に発電所の開発（造成、架台設置施工、電気設備工事やケーブル接続工数）コスト全体を減らすことにつながり、顧客価値の最大化に貢献します。

2020年末までにはVertex超高出力モジュールの総生産能力は22GWに達すると見込んでいます。同時にトリナ・ソーラーは、2021年には210mmm角セル製品群を主力とした生産体制の構築に依り、高出力モジュール製品群を供給可能なメーカーの１社としての位置を維持していきます。　　　　　　　　　　

今回の革新的超高出力製品群VERTEXシリーズの開発には、パワーコンディショナーや架台メーカーなどの基幹部品・部材メーカーの互換性のあるソリューションの製品化、及び業界全体のサプライチェーン企業様との綿密な連携・協力が根源となっています。超高出力VERTEXシリーズの生産能力の拡大と出力向上は業界全体の技術革新に貢献すると共に、多くのお客様を魅了し、業界全体に明るい未来をもたらすことを期待致します。

▽ トリナ・ソーラー（SH 証券コード：688599 ）について 

トリナ・ソーラーは、1997 年に創立された太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションの世界有数のプロバイダーです。同社は、太陽光発電関連製品の研究開発、製造および販売、太陽光発電所の開発、EPC 、O＆M 、スマートマイクログリッド、マルチエネルギーシステムの開発および販売、ならびにエネルギークラウドプラットフォームの運営管理をおこなっています。2018 年にトリナ・ソーラーはエネルギーのIoT ブランドを立ち上げ、中国インターナショナルのトップ企業や研究機関と共同で、トリナエネルギーのIoT産業開発アライアンスを設立し、新エネルギーのIoT産業イノベーションセンターを設立しました。パートナーのみなさまと共にエネルギーのIoT のエコシステムを構築し新エネルギーのIoTの革新的な基盤作りをするために全力で取り組んでいます。2020年6月10日、トリナ・ソーラーは上海証券取引所科創板（Sci-Techイノベーションボード）でA 株を新規発行し、「スター・マーケット」という名称でも知られる上海証券取引所科創板に上場した最初の太陽光発電関連製品・システム、および、スマートエネルギーの企業となりました。詳細については、http://www.trinasolar.com/jpをご覧ください。

【本件に関するお問合せ】

トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当：春日（マーケティング）

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