【タイグエン(ベトナム)2021年5月19日】太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Co., Ltd.(以下「トリナ・ソーラー」または同社)は、ベトナムのタイグエン州にある同社の海外工場の生産ラインから210mmセルおよびVertex(バーテックス)モジュール出荷第一弾を発表しました。これは、トリナ・ソーラーの210mmセル採用の550W高出力のVertexモジュールを世界に向けてフル稼働で出荷が開始されたことを示すものであり、これにより同社が210mmの大型セル採用モジュールの北米市場への出荷を最初に行ったメーカーとなりました。
トリナ・ソーラーは2020年12月にタイグエン工場建設に着工し、5か月で建設を完了しました。この新しい最先端工場の生産能力は、210mmセルが3GW、210mmセル採用モジュールが4.5Gです。5月15日に同社は、210mmセル採用Vertex550W高出力モジュールの初ロット生産を終えました。現在、ベトナム工場では、Vertex 400Wおよび670Wモジュールの生産が計画されています。これにより、年間生産能力を210mmセルで3.5GW、210mmセル採用モジュールで5GWまでに引き上げることができるようになります。
太陽光発電関連業界において、トリナ・ソーラーのベトナム工場は、最新の210mmセルと550Wモジュールを製造する海外工場の第1号です。この完全に自動化された施設は、Vertexモジュールのグローバル配送の効率性を強化し、北米全体で急激に高まっている高品質、高変換効率の210mm採用製品群に対する需要をより適切に満たすことを可能とします。エネルギーアナリストは、今後10年間において米国全体のソーラー発電所プロジェクトの目覚ましい伸びを予測しており、トリナ・ソーラーの高出力の210mmセル採用550Wモジュールは、プロジェクト開発者と投資家がこれまでにない大きなプロジェクト価値を達成するための手助けとなります。
現在、トリナ・ソーラーは、中国とベトナムで210mm Vertexセルおよびモジュール工場を数か所運営しており、2021年末までに合計年間50GWを超えるモジュールの生産能力を確保する予定です。