600W+ 太陽光発電関連企業の産業チェーンはカーボンゴール達成に不可欠 トリナ・ソーラーのトップが語る
2021.06.24

中国太陽光発電産業協会(CPIA)の名誉会長であるGao Jifan(高 紀凡)は、「高出力の600W以上の太陽光発電関連産業は、中国が2030年までにCO2排出量のピークを迎え、2060年までにカーボンニュートラルを達成するという目標を達成するために、重要な役割を果たすだろう」と述べました。

トリナ・ソーラーの会長兼最高経営責任者でもある高は、6月初旬に上海で開催されたSNEC (国際太陽光発電およびスマートエネルギー展示会議)での講演で次のような話をしました。

高は、世界で最も影響力のある国際的な太陽光発電の展示会であるこの展示会の講演で、「カーボンニュートラルという目標を達成するためには、風力発電と太陽光発電を優先し、火力発電を最小限にするか、あるいは終わりにすることが重要だ」と語り、「市場動向や最新の技術実績、カーボンニュートラルへの道について、新エネルギー産業はこれまで以上に重要である」と述べました。

著名な専門家、学者、ビジネスリーダー、政府や業界団体のトップなどの幹部が一堂に会し、意見交換や経験・見識の共有を行ったこの場で。高は、太陽光発電関連業界の歴史的な機会について語り、「相互革新と共有利益を伴う業界の調整は、カーボンニュートラルの達成を支援する新しい顧客中心の業界エコシステムを創造します。」と、業界の成長に対するビジョンを示しました。 

「600W以上のPV産業チェーンは技術革新を推進し、各セグメントの強みを活かすとともにサプライチェーンを調整しています、また、標準化を促進し、業界がアップグレードされるにつれて、同クラスの技術への過度な重複投資による潜在的なリスクを回避します。このアライアンスには現在78社が加盟しており、シリコンウエハ、セル、システム統合プロセス、認証機関を含むサプライチェーン全体をカバーしています。その目的は、サプライチェーンを新しい完全なエコシステムに再構築することです。」と高は述べました。

「これにより、LCOE削減のための新たな道が開かれ、中国と世界の両方でカーボンニュートラルに向けて業界を加速させることができます。」

トリナ・ソーラーは、600W以上の先進技術を基に、より急速な成長を見込んでいます。「PVとスマートエネルギーIoTのトータルソリューションを提供する世界有数の企業として、トリナ・ソーラーは3.0の時代に突入しました。当社は、「すべての人と社会に太陽光エネルギーの恩恵を」というミッションを断固として貫き、新エネルギー、カーボンフリーな世界の実現に向けて今後も全力で取り組んでいきます」と高は繰り返しビジョンを語りました。