太陽光エネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Limited(以下「トリナ・ソーラー」または同社)は、11月2日、スペインの大規模太陽光発電所を開発しているCobraに対して、太陽光発電(PV)の統合ソリューションの“TrinaPro”(トリナプロ)190MWを供給すると発表しました。
ACSグループとその子会社でターンキー方式のエネルギーインフラストラクチャーを専門とするCobraは、スペインのシウダレアル県アルカサルで全出力190MWのEPC(設計・調達・建設)プロジェクトを進めています。プロジェクトは2019年末までに完了する予定であり、欧州で初の“TrinaPro”プロジェクトとなります。
トリナ・ソーラーは、多結晶ハーフカットモジュール“SPLITMAX TSM-PE14H”56万枚と6206個のシングルアクシス(一軸)トラッカーシステムを一体化した”TrinaPro” PVソリューションを供給することになります。 高効率の“SPLITMAX”モジュールをトリナ・ソーラーのシングルアクシス追尾式架台システムに実装することで、モジュールは最適角度で太陽光を追跡できるようになり、太陽光を最大限受光し、安定条件下で25%の付加電力を生み出すことができるようになります。
"TrinaPro”は、業界をリードするトリナ・ソーラーのソーラーモジュールと最先端のソーラートラッカーシステムを最適に組み合わせた初のPVソリューションです。”TrinaPro”は付加価値の高いソリューションとして、最高級のコンポーネンツとシステム統合によって、最適条件で設計されています。最高の発電収量や出力を求める業界向けの最も信頼できる太陽光発電システムソリューションです。
トリナ・ソーラーのモジュールビジネス欧州部門長のゴンサロ・デラビニャ氏は「スペインのこの新しい感動的なプロジェクトで、Cobraがトリナ・ソーラー製品の高い品質と性能を改めて信頼してくれたことを喜んでいます。190MWを供給するというこの新しい販売契約は、スペインのムルシア州で開発中の欧州最大の167MWプロジェクトに続くものです。この全システムのデータと最適化された設計の効果を結び付けることによって、全体効率がさらに高まります。”TrinaPro”はシステムの出力を最大30%高めることができるのです。トリナ・ソーラーは、モジュール販売から付加価値ソリューションの提供者へと進化し、お客様により大きな価値を提供していきます。」と語りました。
■トリナ・ソーラーについて
トリナ・ソーラーは、太陽光エネルギーのトータルソリューションの世界有数のプロバイダーです。1997年の創立以来100以上の国と地域に事業を展開しています。
当社は、太陽電池モジュール、蓄電システム、スマートPVシステムおよびスマートO&Mの開発と共に、プロジェクト開発、資金調達、設計、施工、建設、O&Mなどのための独自のシステム統合ソリューションをお客様に提供しています。2017年末までに、世界中で30GW以上の太陽光発電モジュールを出荷し、2GWのソーラープロジェクトを世界中の送電網に接続しました。
トリナ・ソーラーは、2018年にエネルギーのIoT(モノのインターネット)ブランド”Trina IoT”を立ち上げ、この分野のグローバルリーダーになるべく全力で取り組んでいます。詳細については、www.trinasolar.comをご覧ください。
【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング)
TEL.03-3437-7000(受付時間:月~金 ※祝日を除く 9:00~18:00)